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タスマニアデビル来園1周年記念講演会「タスマニアデビルの今を知る」@多摩動物公園

多摩動物公園で開催された講演会「タスマニアデビルの今を知る」に当選したので聴きに行ってきました。 

 

www.tokyo-zoo.net

 

講演会は午後からなので,その前に赤ちゃんが2月に誕生したばかりのチーターを見に行きました。チーター赤ちゃんの見学は約20人ずつの2分間交代制でしたが,それほどの混雑ではなかったので,2周することができました。

 

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お母さんのシュパーブと赤ちゃん3頭(アイガー,クラリス,ジョラス)は大変サービスよく,ガラスにべったり張り付いてその姿を披露してくれました。チーターの赤ちゃんには首から背中にかけて銀色のたてがみがあります。チーター放飼場の先の,サーバル放飼場にちょうどしんざきおにいさんがいたのでたてがみの意味について質問しました。赤ちゃんチーターのたてがみはサバンナの草むらの草に紛れるためのものではないかとのこと。まるでギリースーツ。それ以外にも,ライオンをも恐れない怖いもの知らずとして知られるラーテルを装うためなど,様々な意見があるとのことでした。

 

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お母さんを追いかけて飛びかかったり兄弟で取っ組みあったり,本当面白いです。このたてがみは成長に伴い徐々に抜けていくことも しんざきおにいさんから聞きました。かっこいい銀色たてがみ姿の赤ちゃんチーターが見られるのは今のうちだけです。多摩動物公園へみなさまぜひぜひ!

 

 

動画はこちら。撮影:manyamouさん 

 

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サーバルちゃんとそれを見守る しんざきおにいさん。担当するサーバルに続いてチーターの繁殖をも成功させてしまったゴッドハンドの持ち主,すごいおにいさんです。

 

そんなこんなで午後からは講演会「タスマニアデビルの今を知る」

 

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最初の演者はオーストラリア連邦タスマニア州政府セイブ・ザ・タスマニアデビル・プログラムの飼育管理責任者デービッド・シャープ氏。「タスマニアの野生動物の成り立ち」について。

タスマニア島はオーストラリア本土と陸続きになっていた時代があり,タスマニアデビルはその時代にタスマニアに移動してきたと考えられている。この陸橋にはユーカリが生えていなかったので,コアラはタスマニアには侵入できなかった。オーストラリア本土のタスマニアデビルアボリジニが連れてきた犬が野生化したディンゴによって14世紀に絶滅したと考えられる。などなど。

 

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二人目の演者はオーストラリア連邦タスマニア州政府セイブ・ザ・タスマニアデビル・プログラムのプログラム管理者デービッド・ペンバートン氏。「タスマニアデビルを守る取り組み」について。

タスマニアデビルの奇妙な病気,デビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)は感染性の腫瘍であること。個体間のコミュニケーションが感染拡大の原因である可能性があること。なので感染していない個体を捕獲してタスマニア島南東側の半島と離島に移動させ,他の個体の移動を遮断したサンクチュアリを作ったこと。タスマニア島の繁殖施設では順調に個体数が増加しており野生復帰を試みていること。ロードキルで死亡する個体が非常に多いので,生存率を上げるための方法を考えていること。タスマニアデビルはタメ糞をするので,そこからDNAを拾って親子関係を追跡していること。などなど。

 

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3人目の演者は多摩動物公園タスマニアデビル担当飼育員永田典子氏。「メイディーナ,マルジューナ 多摩動物公園での1年」について。

いろんな餌を食べると聞いていたが思いのほか選り好みしていた。与えた餌の他に,放飼場に侵入したヘビとバッタを捕って食べていた。日本の夏の暑さにはかなりまいっている様子で食欲がなくなったが冷風扇を設置したことで回復した。などなど。

 

質疑応答の途中で抜け出してタスマニアデビルを見に行きました。

 

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メイディーナとマルジューナ,2頭団子になって寝ていました。これはあくびをした瞬間。あくびをしたのはメイディーナかな。

 

動画はこちら。撮影:manyamouさん 

 

興味深い話がたくさん聴けて大満足の多摩動物公園でした。次はサーバルジャンプを見に行かねばねば。

 

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2017-06 tama zoological park | Flickr