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「この世界の片隅に」聖地巡礼 #1 広島市江波山気象館,郷土資料館

この世界の片隅に」は劇場で,なんだかんだで5回見ました。5回目は帰省時に両親を誘って一緒に見ました。

 

 

で,1月下旬になって仕事もひと段落したので,いわゆる聖地巡礼に行ってきました。広島市は4年前に訪問しているのですが,呉市は初めてです。

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サンライズ出雲から岡山乗り換え新幹線で広島駅に8時前に到着。コインロッカーに大きい荷物を預けて駅前から広電で江波へ。江波は主人公,すずさんの実家のあるところです。

 

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松下商店。ランドセルを背負ったすずさんすみさんが登校時に走ったのはこのお店の前。

 

こちらの英語版予告編の1分45秒あたりに松下商店が登場します。 

 

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江波山の山頂にあるのは広島市江波山気象館。玄関の上,バルコニーの意匠が素敵。

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1934年から1987年まではこの建物が広島地方気象台でした。これは現存する被爆建物のひとつ。柳田邦男の「空白の天気図」の舞台です。この本はTwitterで @masa _kanagawa さんに教えてもらいましたがとてもよかった。1945年8月の原爆投下と翌9月の枕崎台風(死者行方不明者3700人のうち広島県内が2000人)に対する気象台職員の奮闘を描いたノンフィクションです。ぜひ読んでみてください。

 

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爆心地に向いた窓。ガラスは吹き飛び,窓枠は曲がったそうです。新館が工事中で屋上に出られなかったのが残念。

山頂は公園になっていますが,戦争当時は対空砲の砲台でした。南側の埋め立て地にはマンションや工場。原作では,すずさんが晢さんのために波のうさぎを書いたとき(1938年)には広島湾の海が見えていましたが,周作さんと円太郎さんが道に迷って珍奇な女に出会ったとき(1943年)には埋め立て地が広がり工場が見えています。

広電で北上,土橋で下車。本川橋を渡って平和記念公園へ。現在の平和記念公園は広い公園ですが,原爆投下までは中島本町という繁華街でした。すずさんがおつかいで海苔を届けに行った際には,本川橋のすぐ下流側で船を降りています。

 

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平和記念公園レストハウス。すずさんがおつかいに出かけた当時(1933年)は大正屋呉服店でした。すずさんがもたれていた窓辺は写真左側のようです。原爆投下当時(1945年)は燃料会館という名前でした。これも被爆建物中島本町で唯一残った建築物です。

 

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元安橋を渡った先に爆心地,島外科病院。ここの上空600mでリトルボーイが炸裂したのは1945年8月6日8時16分でした。

お昼ご飯にお好み焼きを食べて次の目的地へ。

 

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広電で八丁堀へ。福屋百貨店八丁堀本店。これも被爆建物。里帰りしたすずさんがスケッチしたのは北西側からのようです。

 

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北西側の東急ハンズが入っているビルの8階には映画館,八丁堀サロンシネマがあり,「この世界の片隅に」を上映中です。ロビーの窓から福屋百貨店を見下ろすことができます。

 

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広電で宇品2丁目へ。広島市郷土資料館被爆建物。当時は宇品陸軍糧秣支廠(軍用の食糧工場)でした。郷土資料館となっているこの建物は缶詰工場でした。

郷土資料館最新情報

 

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海苔作りの資料の展示も。

というところで広島から呉へ電車で移動。ホテルにチェックインして荷物を置いたら市内探索。

 

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呉駅近くの くれ観光情報プラザへ。「この世界の片隅に」の原作者,こうの史代さんによるポスター。子供時代の周作さんと径子さん。その他,さまざまな展示があります。

くれ観光情報プラザ - 呉市ホームページ

呉海自カレーのパンフレットをもらったので,晩ごはんはカレーに決定。

 

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呉教育隊茄子とひき肉のカレー。揚げ茄子がうまい。

 

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片渕須直監督が激推ししていた福住フライケーキ。餡ドーナッツです。熱々がうまい。

福住 フライケーキ | チェッ呉

 

 

 

その他の写真はこちら↓

2017-01 kure, hiroshima | Flickr

 

この世界の片隅に聖地巡礼 #2 入船山記念館,海上自衛隊呉資料館 に続く

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