大洗−苫小牧のフェリーに乗りにいってきました。
水戸駅で,suicaで改札を出て券売機で大洗までのきっぷを買って再入場するとこいつがお出迎え。大洗に着いたらフェリーターミナルのコインロッカーに大きな荷物を預けて,まずは昼ごはんへ。
大洗の市街をぷらぷら歩いて大洗磯前神社へ。
神社境内にある大洗海洋博物館にも行ってみました。イッカクのユニコーンは左の歯ということは,知識では知っていたのですが,こうして見るとなるほどその通り。
再び大洗の市街を散歩。砲身は塩ビパイプでした。
明太ソフトをなめつつ歩いて大洗わくわく科学館へ。
なぜ日本原子力研究開発機構?と思ったら,高速増殖炉・常陽が大洗にあるのですね。知らなかった。
マーケット・ガーデン作戦が進行中の大洗リゾートアウトレット。大洗マリンタワーにも登ってみました。
右側の赤白の煙突の左にある赤い丸いドームが常陽でしょうか。
長距離フェリーに乗るのはいつ以来でしょうか。大学生の時には松山−神戸のフェリーを帰省のたびに利用していたんですけどね。
そもそもこの航路のフェリーに乗ろうと思い立ったのは,沖から福島第1原発を見てみたい,と思ったからなのでした。通過予定時刻は22時ごろ。デッキに出れば携帯の電波が拾えて,ぐぐるまっぷでおおよその現在地がつかめます。それで,福島第1原発はあのあたり,ということはわかるのですが双眼鏡(このために持っていった)で見ても暗くてよくわかりません。うーん。
その代わりと言ってはなんですが,月の出ていない星空がとてもきれいだった。満天の星空。北斗七星がくっきり。太平洋側は,星空がだんだんと海に溶けていっているようで水平線がまったく見えません。怖いけど美しい。
翌朝。背景は鵜ノ巣断崖かな。
そんなこんなで苫小牧港に到着。航海時間は19時間。たっぷり本が読めました。
シャトルバスで苫小牧駅へ。特急「北斗」で洞爺へ。バスで洞爺湖温泉へ。
温泉きもちいいー。
翌朝はホテルから歩いて火山科学館と洞爺湖ビジターセンターへ。
高校生の団体さんが来ていました。2000年の有珠山噴火で破壊された軽トラと・・・
ネジ曲がった室蘭本線の線路。火山科学館↑は有料(大人600円)ですが洞爺湖ビジターセンター↓は無料。
今回,何も知らずに洞爺湖温泉に泊まったのですが,有珠山ハザードマップによるとここは有珠山の火砕流到達が予想されている場所というだけでなく,山麓噴火の可能性(昭和新山のような可能性)がある場所でもあるのですね。すごいところだ。
火山科学館から橋をわたってすぐのところにある北海道洞爺湖サミット記念館も訪問してみました。この中で今も現職にあるのはメルケル首相だけかな。
北海道洞爺湖サミット記念館のすぐ裏手にある展望台から見える,2000年有珠山噴火の熱泥流で破壊された町営住宅の建物と砂防ダム。再確認ですが,ここは洞爺湖温泉街のホテルから歩いて5分もないところ。
外輪山の上に建つのがサミットの会場になったホテル。
バスで洞爺駅へ。特急「北斗」で函館へ。
洞爺湖が結氷しないのに,それより南にある大沼が結氷するのは水深が浅いから?
函館に到着。来週末の北海道新幹線開通で廃止となる特急「白鳥」との並び。
函館での予定は特に決めていなかったのですが,元 函館市民の頓服さん @alchmistonpuku のアドバイスに従って函館要塞へ。
市電とロープウェイを乗り継いで山頂へ。山頂から雪に埋もれた山道を歩いて20分ほどで函館要塞 御殿山第二砲台跡に到着。北海道なので履いてきていたトレッキングシューズが役に立ちました。
双眼鏡持参してたのだから,水平線を眺めて砲撃指揮官ごっこすればよかった。「目標!敵巡洋艦! 方位×× 距離×× 撃てー!」今の時代ならGPS座標かな。
下山したら雨が降ってきて,さらには雹が降ってきたので喫茶店で休憩。頓服さんのマトリョー鹿がお出迎え。コーヒーおいしい。
坂の向こうに見えるのは記念館となっている青函連絡船 摩周丸。夕陽の反射が美しい。
函館駅からのシャトルバスで函館空港へ。函館空港からJALで羽田へ。
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2016-03 o-arai, lake toya, hakodate | Flickr - Photo Sharing!