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ワタクシ@yu_kuboが見てきたこと作ったもの思ったことなどのメモ置き場

陸前高田コミュニティ図書室に行ってきた

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陸前高田市のモビリア仮設団地にある,陸前高田コミュニティ図書室を訪問してきました。
311の震災前,ここは陸前高田オートキャンプ場モビリアというキャンプ場でしたが,震災後に仮設住宅が建設されました。
その仮設団地内に新しく作られた図書室,それが陸前高田コミュニティ図書室です。
READY FOR?というインターネット上の寄付募集サイトでの陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクトを知りました(受付はすでに終了)。
私も少額を寄付させていただいたのですが,現地の様子が見たくなったので夏期講習の合間の休みを使って訪問してきました。
ただ見てくるだけでなく,Make Meetingなどで紹介している工作ネタを持って行きました。
仮設団地の子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごせたらいいなぁと思って。

前日に一ノ関駅前のビジネスホテルに入り,朝レンタカーで陸前高田へ。
ちょっと寄り道しながら2時間弱で目的地に到着。

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建物の右側半分が集会場,左半分が図書室です。
集会場では柔道整復師によるマッサージのボランティアが行われていました。

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図書室内の丸テーブルをお借りしてさっそく仮設団地にお住まいのおばさま方を相手にくるくるレインボーの制作講習会。
小学生が全然いなかったのが残念でしたが,柔道整復師の方にもくるくるレインボーを作って頂きました。

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こちらは保育園児がリングキャッチャーの技術習得に余念がないところ。

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図書室スタッフの吉田さんと ちあきさんには大変お世話になりました。
ありがとうございました。



コミュニティ図書室訪問の前後に見た陸前高田の街のようすもあげておきます。

お昼を食べようとして寄ったレストランは順番待ちが10人もいたので諦めてスーパーでお弁当を買いました。
スーパーの品揃えは豊富でまったく正常に回っているように見えました。

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大船渡線の気仙川橋梁。津波で流出したまま。
橋桁だけじゃなくて橋脚まで失われています。

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国道45号線沿いの道の駅高田松原の建物。
建物の外形は保っていますが中は完全に破壊されています。

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建物内部はこんな状態。
津波の水圧により押し破られた鉄筋コンクリートの壁。

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裏側に回ると階段状になっていてそこを登ると市街地方向を一望できます。
上の写真は道の駅から陸前高田駅や市街地(だった場所)の方向を見たところ。
なにもない・・・
水たまりになっているのは地盤沈下のせいでしょうか。

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壁に記されたマーキング。
これは津波の遡上高の印でしょうか。

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陸前高田駅のホーム。
線路の部分に土砂がたまり雑草に覆われつつあります。

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陸前高田バイパスの陸橋。橋桁がなくなっています。
あちこちを見れば見るほど眉間にシワが寄ってしまいます。



改めて亡くなられた方々に対しお悔やみ申し上げます。



図書室スタッフの吉田さんに聞いた話では,最初の半年で散らばっていたがれきが積み上げられて更地になったけど,その後はほとんど何も変わっていないとのことでした。
がれきの広域処理反対の動きについては,言葉を濁しておられましたがいろいろと思うところはあるように感じられました。

今回陸前高田を訪問して思ったのは,被災しなかった私たちは,何もしないことで,がれきの山を積み上げたままにしておくことで,被災した方々の未来への希望を奪っているのではないか,ということ。

陸前高田を訪問してお金を使えるイベントのようなものがあればいいなーと思った。
美味しい魚をたらふく食べられるイベントはどうかな?
一ノ関駅との往復バスもセットにして,美味しいお酒も味わえるとなおよいかも。
一過性のイベントじゃなくて長く楽しめるものだともっといいな。
そうやって笑顔(陸前高田の人も訪問者も)が増えていくことは明日への希望につながると思うから。