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国立遺伝学研究所の一般公開に行ってきた

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とあるお方に誘われて,とあるオフ会に参加してきました。

お誘いいただいた方以外はすべて初対面の方なのでどうしようかと思ったのですが行き先が魅力的で・・・
以前から行きたいと思っていた国立遺伝学研究所の一般公開

遺伝研構内には国内外から集められた様々な品種のサクラが植えられており,その開花の時期に合わせて研究所の一般公開が行われているのです。
昨年は地震の直後ということもあって一般公開は中止になっていました。



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新幹線三島駅北口からの無料シャトルバスで遺伝研へ。

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遺伝研までは15分ほど。



国立遺伝学研究所

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9時のオープンなのですが私たちの現地到着は10時頃。
もうすでにお客はたくさんです。
制服姿の高校生集団や赤ちゃんを抱っこしたパパやママ,おじいさんおばあさんたちまで。

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構内をぐるっと一周しながら撮影したサクラたち。
すべてのサクラには個体識別番号が振られており,販売されているガイドブックと照らしあわせれば来歴等がわかります。



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バスを降りて歩き始めてすぐにお弁当の販売所。
売り切れることもあるので早めに買っておくのがよいそうです。

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ついでに みしまコロッケmgmgウマー



テーマ展示「モデル生物としてのマウス」

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1週齢のマウス。まだ眼が開いていない。

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キメラマウス。毎年授業で教えてるけど生きてるホンモノのキメラ見たのは初めてだったりする。
その他,顕微鏡で受精卵,2細胞期,4細胞期,8細胞期,ブラストシスト(胚盤胞)などの各時期の胚を顕微鏡で覗かせていただきました。



さらに構内を散歩。

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これは短日処理装置。隔離温室なども備えられていました。



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これらは植えられているのか勝手に生えてきたのか。



続いて本館の中へ。
テーマ展示「分子・細胞・モデル生物」

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イネ種子からのカルス形成と再分化。

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自分の細胞を採取して,培養細胞と見比べてみようというコーナー。

その他に分裂酵母と出芽酵母の匂い比べやDNA二重らせん折り紙など。



テーマ展示「放射線アイソトープセンター」

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今の時期には欠かせない展示ですね。



テーマ展示「ゲノム・遺伝情報・進化」

C.エレガンス(線虫)がいかにエレガントかをお客そっちのけで熱く語る研究者もいました。
顕微鏡をお客に覗かせて「ほら,エレガントでしょ?」って。

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カルシウムを赤く染色してあるのだとか。

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今回の展示で一番興味を惹かれたのがこのミッフィーマウス
通常のマウスでは右脳からは左半身の筋肉に,左脳からは右半身の筋肉に運動神経がつながっています。
ところがミッフィーマウスでは脊髄で神経の混線が起こっており,右脳(あるいは左脳)から左右両方の筋肉に運動神経が伸びているため,右足と左足を交互に動かすことが出来ず,ウサギのように両足をそろえてぴょんぴょん歩くのです(動画を撮っておけばよかった)。
遺伝学的な解析により1つの遺伝子の劣性遺伝によること,2番染色体に原因遺伝子があることを突き止め,さらに原因遺伝子(αキメリン)の決定とその働きの解明(αキメリンが左右の混線を防いでいた)など,どれもワクワクするような面白い話でした。



その他にも興味深い展示がもりだくさん。
講堂での講演会はあまりにも人が多くて諦めました。
そういえば本館の階段踊り場には木原均のレリーフが。
であればどこかに木村資生のもあるはず・・・と思ったのですが見当たらず。うーむ,残念。



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本館玄関前には移動書店が。
現代おさかな事典31,500円が10,500円になってた。
点描画が実に美しくて欲しくなるけどこんな重い本持って帰れない。
こういうのこそ電子書籍化してほしい。

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伊豆長岡温泉で一泊して翌日は沼津港深海水族館へ。

[見てきた]沼津港深海水族館に行ってきたへ続く



2012-04 Shizuoka - a set on Flickr