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ワタクシ@yu_kuboが見てきたこと作ったもの思ったことなどのメモ置き場

ロイコクロリディウム@目黒寄生虫館

世界唯一の寄生虫専門博物館,目黒寄生虫館で,有名なカタツムリの寄生虫,ロイコクロリディウム(通称ロイ子)の展示と説明会があるということで見に行ってきました。

 

 オカモノアラガイの眼に入って動く芋虫状のアレが1匹だと思ってた。解剖すると中に128匹=2の7乗匹のロイ子の幼虫が入っているんだって。オカモノアラガイの内臓は消化管がわずかに残っているくらいでその他の器官は穴だらけのズタボロだそうです。そんな状態でよく動いてるなカタツムリ。

ロイ子がオカモノアラガイを操って鳥に食べられやすくしている,と言われていますが,実際に自然環境で鳥に食べられたところを観察された例はないのだそうです。また芋虫のふりをして鳥の食欲を誘っているという根拠も今のところないらしい。鳥にしたって芋虫状になった眼だけ食べるんじゃなくてカタツムリごと食べちゃうだろうし(オカモノアラガイは1cmくらいの小さいカタツムリです)。まだまだ研究の余地はたくさんありそうです。

 

<2018-08-04追記>

という指摘をいただきました。ありがとうございます。現地で質問すればよかった。

<追記ここまで >

 

 

 

砂金採り@湯之奥金山博物館

山梨県身延町の湯之奥金山博物館に行ってきました。目的は砂金採り体験。

www.town.minobu.lg.jp

 

展示見学と砂金採り体験の共通券が1100円,砂金採り体験だけなら700円です。共通券でひととおり見学して砂金採りもして,帰りの電車まで時間があったからもう一度砂金採りしました(1800円コース)。直径30cmくらいのプラスチックのお皿(パンニング皿といいます)で砂をすくい,皿を揺することで比重の差を利用して砂金を沈ませ,軽い砂を流し落とす作業を繰り返すと砂金が皿に残ります。今回は2分の1皿くらいの確率で砂金が入っていました。3粒同時ひとつの皿に入っていることも。面白かった。

 

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現地で写真を撮るのを忘れてたから,帰宅後の成果の写真だけです。粒の大きさは1mmくらい。

 

 

 

ブラジル先住民の椅子展@東京都庭園美術館

Twitterのタイムラインに流れてきて気になったブラジル先住民の椅子展を見に,東京都庭園美術館に行ってきました。

 

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新館の展示では,人をダメにするクッションに寝そべることができました。これはいいな。

 

その後は博物ふぇすてぃばるに移動して散財。 

 

 

 

深堀隆介展@平塚市美術館

平塚市美術館で開催中の深堀隆介展 平成しんちう屋を見に行ってきました。

www.city.hiratsuka.kanagawa.jp

 

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深堀隆介 - Google 検索

 

透明アクリル樹脂を使った有名な作品の他に平面の絵画作品や木と紙で作られた人物像や3mくらいある大きな金魚のモデルの展示もありました。そして透明アクリル作品は年代順に並べられていて,その進化の歴史をたどることができます。

ほとんどは撮影禁止でしたが最後の部屋の作品だけ撮影可でした。

 

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手を伸ばしたくなるその気持ち,とてもよくわかる。 

 

 

 

触角カチューシャ第4弾

あれを作ろう!と思いついた瞬間はとても楽しい。

どうやって形にしようかとあれこれ考える時間も楽しい。

実際に作業が始まると少しめんどくさい。

それが形になると誰かに自慢したい。

 

というわけで触角カチューシャをまたまた作ってしまいました(厳密に言うと触角じゃないのもある)。

 

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こちらはホソハリカメムシの幼虫がモデル。

 

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ミヤマクワガタのエゾ型がモデル。調べたらミヤマクワガタにはエゾ型,サト型,フジ型と3タイプあるそうです。私が子供の頃にいとこの兄ちゃんと取りに行ったのはサト型かな。

 

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昆虫じゃないけど同じ節足動物だしいいかと思ってバージェスモンスター,アノマロカリスを作ってみた。目玉もつけてみたよ。

 

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こちらはウミサソリアクチラムス。2015年夏の国立科学博物館の特別展「生命大躍進」で印象的な展示がありましたね。

 

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そしてそして。ついに節足動物を飛び出して哺乳類を作ってしまいました。こちらは北極海を泳ぐユニコーンイッカク。 40cmの長さがありますがバルサ材で作ってあるのでそんなに重さを感じることはありません。

 

 

 

これまでに作ったのは,クロヤマアリ,ヒアリ,アルゼンチンアリ,ズアカオオアリ,ルリボシカミキリと・・・

cloud999.hatenablog.jp

アカツノカニムシ,ロイコクロリディウムと・・・

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オオスズメバチ,チャマダラヒゲナガゾウムシです。

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iPhoneタイムラプス撮影用ホルダー

昨年の年末に,携帯をiPhone Xに変えたのですが,カメラアプリにタイムラプス(微速度撮影)モードがあるのに気がつきました。いつからですかね。で思い立って,飛行機の窓にiPhoneを固定するタイムラプス撮影用のホルダーを作ってみました。

 

試作1号機での撮影結果はこちら↑

吸盤でフレームを窓ガラスに固定する方式。飛行機の窓ガラスは垂直ではなく,手前側に傾いています。なのでガラス面に対するカメラの角度をある程度調節できるようにしてあります。

使ってみた結果,わかったこと。吸盤一つだとiPhoneを固定した時に重量で傾く。ガラス面に映りこむのでつや消し黒のケースが必要。固定する力が弱いので,離陸時は普通に撮影できたけど着陸時の衝撃でホルダーから外れてしまった(iPhoneが床を滑ってCAさんの足元へ。ごめんなさい)。

 

試作2号機での撮影結果はこちら↑

吸盤は大型1個を小型4個に変更。つや消し黒のケース使用。ホルダーに強く固定するようにした。

 

新幹線での撮影の場合は,窓ガラスが垂直なのでiphoneも傾けずに固定。

 

いろいろ作ってみての感想。

スペーサーを挟んで傾けた状態で窓ガラスにセロハンテープか何かで固定しちゃった方が早いし,レンズとガラスの距離も近くなって映り込みもなくなりそうだなって思った。

 

その他の動画はこちら↓

time-lapse movie | Flickr

 

 

 

ワークショップ「アニマルトロフィーを作ろう!」

連休直前のTwitterのタイムラインにとてもおもしろそうなイベントのお知らせが流れてきました。

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その中で,とてもそそられたワークショップ「アニマルトロフィーを作ろう!」に参加してきました。

minne.com

アニマルトロフィーの作者,花村さんの作品はこちら↓

minne.com

 

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キットになっているので,ボタン付けくらいしかしたことのない私でも大丈夫でした。まずはひたすら綿を詰める。すべてのパーツに綿を詰める。これがとても大変で2時間半かかりました。

 

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詰め終わったら入り口を縫い閉じてツノや耳などのパーツを顔に縫い付ける。上写真の右のシカは先生の用意した見本,左のシカが私の作ったもの。顔が丸いし耳の位置が低くて開いてる。3時間ほどでなんとか完成(耳は帰宅後に付け直しました)。

 

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このアメリカバイソン,迫力がすごいです。

 

月刊MOE 5月号には花村さんのアニマルトロフィーが特集されたページがあります。ぜひご覧ください。 

 

 

 

室堂平の雷鳥

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朝,ホテルの部屋の窓から雷鳥が見えた(上写真の中央から少し右下,稜線上)。幸先がいい。1時間近くじっと動かない。 何をしているのだろうか。

 

雪の大谷@立山黒部アルペンルート の続き

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ホテル立山では各種のイベントが開催されています。前日夕方の雪の大谷ウォークイベントもそうです。早朝は大観峰駅での御来光ツアーが。こちらはトロリーバスを利用するので別途参加料が必要なのですが,せっかくなので前夜に申し込み。ところが当日朝の天候不良によりキャンセルになってしまいました。残念。

 ゆっくり朝食をいただいて,不要な荷物をホテルのコインロッカーに預けて9時にチェックアウト。9時30分からスタートの雪の大谷ウォークイベントはすでに行列ができていました。半分以上は外国からの訪問客です。9時30分を過ぎても始まらず。美女平からのバスの到着を待っているとのこと。30分遅れで10時にイベントスタート。

 

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今年の雪の壁の最高点は17m。その横をバスが通るとこんな感じ。前日と違って今日,歩行者に開放されているのは1車線だけ。

 

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昨日は公開されていなかったパノラマロード。雪の大谷に並行する雪原の遊歩道です。

 

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1時間ほどで雪の大谷を離脱して室堂平へ。前日は悪天候で断念したみくりが池へ。地獄谷から硫化水素を含む噴煙がもくもく。

雷鳥を見たいならハイマツ帯を探すべしというアドバイスもですが,人だかりを探すべしというアドバイスもいただきました。みくりが池を過ぎて雷鳥沢へ降りる道の途中にそれらしい人だかりが。

 

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15人ほどのカメラマンが半径5mくらいで雄の雷鳥を取り巻いている状態。雷鳥は特に人を気にする様子もなく何かをついばんだり,ハイマツに上がって周囲を見張ったり。

 

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7mくらいの距離で膝をついて写真撮ってたら歩いてどんどん近づいてきた。最接近の時点で2mくらい。びっくり。右足に青,左足に水色の足輪。つけたのは環境省かな。

 

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こちらは室堂平にあるニセ雪の大谷。

3時くらいに室堂を離脱。美女平行きのバスは混んでいて,でも臨時便もたくさん出ていて,行列待機は30分ほどでした。その後は立山ケーブルカー富山地方鉄道も接続がよく(接続よすぎてどちらも座れませんでした)5時過ぎには富山に到着。

 

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晩ごはんは富山駅下の天ぷら屋,白えび亭で富山スペシャル天丼にしました。ブリとシロエビとホタルイカ。めちゃうま。

野生の雷鳥が見られて大満足の旅になりました。

 

 

 

その他の写真はこちら↓

2018-04 ptarmigan at murodo | Flickr

 

 

 

雪の大谷@立山黒部アルペンルート

4月16日(月)が休みだと分かったのが10日前。そこからホタルイカとシロエビ食べに富山に行こうと思いたってあれこれ調べ始めた。そしたら今年の立山黒部アルペンルートの開通日が4月15日(日)でその日のホテル立山の部屋に空きがある!これは出かけるしかない!となったのでした。

www.alpen-route.com

 

ホテル立山立山黒部アルペンルートの最高所,標高2450mの室堂平にあるホテル,日本で2番目に標高の高いホテルです(1位はホテル千畳敷)。2015年に立山黒部アルペンルートを訪問した時は,2ヶ月以上前から準備を始めたのにも関わらず部屋が取れませんでした。

h-tateyama.alpen-route.co.jp

 

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2016年にも立山黒部アルペンルートを訪問しましたが,この時は黒部ルート見学会に当選し,扇沢から黒部ダムを経由して欅平に降りたので,宇奈月温泉で宿泊しました。いずれも訪問は10月,秋です。

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今回の訪問は4月,春。雪の大谷が世界的に有名です。

雪の大谷を楽しむ | 楽しみ方ナビゲート | 立山黒部アルペンルート

 

前回同様,北陸新幹線で長野へ,長野駅東口から特急バス扇沢行き。車内の70%くらいは外国人のようです。私の隣の席はイスラエル人のおじさん。拙いカタカナ英語でやりとりを楽しみました。長野市内は雨の中,マラソン大会開催中で,バスは進路を遮られ,狭い道に迂回させられた挙句,長野駅周辺をさまよって1時間近くの遅れ。

扇沢駅窓口で室堂までの切符を購入。立山黒部アルペンルートの全面開通初日でしたが悪天候のため,美女平−室堂間の立山高原バスが運休に,つまり富山側から登れなくなっていました。外国人を含む多くのお客は予定変更で大変だったようです。全体的な傾向として富山側は長野側に比べて悪天候に弱いようです。これは長野側の方が地下区間が長いこと,強い西風に対して長野側は風裏になること,などが関係しているようです。なので雪の大谷訪問は長野側からの訪問予定を立てる方がいいのかもしれません。

 

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トロリーバスは,法律上は鉄道です。信号システムも,単線での運行管理システムも,鉄道と同じシステムを使っています。関電トンネルでのトロリーバスの運行は今年2018年が最後で,来年度からは充電式電気バスに置き換えられるそうです。

 

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黒部湖は全面結氷していなかった。 

 

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ポテチの袋がパンパンに膨らんでいますがここは標高1830mの黒部平駅

 

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大観峰駅の屋上展望台にはすごい量の雪が積もったままでした。どれだけ頑丈に作ってあるんやろか。

 

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立山トンネルトロリーバスで室堂へ。ホテル立山にチェックイン。部屋に不要な荷物を置いて再び外へ。みくりが池周辺を歩きたかったのですが天候が悪く,ホワイトアウトで道を見失いそうだったので室堂ターミナル周辺を歩くだけにしました。そんな中を雪山に登ったり山スキーをしたりする人たち。すごい。

 

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5時からホテル立山主催の雪の大谷ウォークイベントに参加。当日は悪天候により立山高原バスが運休になるとともに雪の大谷ウォークイベントも中止になっていたのですが,ホテル宿泊者対象のイベントだけが実施されたのでした。

 

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通常,雪の大谷ウォークイベントでは,山側の車線がバスの通路,谷側の車線が歩行者に解放されているのですが ,今日はバスが運休なので両側の雪の壁に触り放題でした。

ホテルの担当者からは何度も注意喚起がありました。行きは下り坂なのでまだいいのですが帰りの上り坂は絶対に無理をしないこと,ゆっくりゆっくり登ること。標高2400mで空気が薄いので高山病になることもありますよと。

 

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雪の壁にはところどころに氷の層が挟まっています。これはよく晴れた日に雪が解けた後で気温の低下により凍ったものです。地層のように各層を日付に対応づけることができるのだそうで,その展示もありました。

ホテルに戻って,食事とお風呂の後は8時30分からスライド上映会。その後は屋上に出て星空観察会。暗さに目が慣れてくると(瞳孔が開いてくると),星がたくさん。美しい星景写真を撮れるようになりたい。

翌早朝からイベントがあるので10時には就寝。硫黄臭がしてちょっと寝にくい。

 

<2018-04-21追記>

思い出した。ホテル立山に泊まってみたいと思ったのは,デイリーポータルZのすみさんの記事を読んだからだった。まだの方はぜひ読んでみてください。

@nifty:デイリーポータルZ:シャイニングなホテルに泊る

<追記ここまで>

 

 

 

その他の写真はこちら↓

2018-04 tateyama kurobe alpine route | Flickr

 

 

 

室堂平の雷鳥 に続く

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触角カチューシャ第3弾

以前にクロヤマアリ,ヒアリ,アルゼンチンアリ,ズアカオオアリとルリボシカミキリの触角カチューシャを作りました。

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その後,アカツノカニムシとロイコクロリディウムの触角カチューシャを作りました。

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さらにそのあと,第3弾を作りましたので紹介します。

 

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こちらはオオスズメバチの触角カチューシャ。素材はオレンジ色のミューズで,3節以降はダークグレーのコピックによる着色です。

いつも授業で話しているのですが,オオスズメバチは日本で最も危険な野生動物です。年間犠牲者数はクマよりもずっと多い。

 

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こちらはチャマダラヒゲナガゾウムシの触角カチューシャ。 

ぜひこちら↓のブログ記事をご覧ください。

ふしあな日記 チャマダラヒゲナガゾウムシ

大きな複眼がとても印象的ですし,目の後ろ側に付いてることが多い触角が目の前側に生えています。なんでこんなことになっているのかな。

 

さて次は何を作りましょうか。

 

<2018-06-17追記>

続きはこちら↓

cloud999.hatenablog.jp

<追記ここまで>